ブルータル 殺人警察官の告白

ブルータル 殺人警察官の告白

『ブルータル 殺人警察官の告白』とは、コアミックスの「ゼノン編集部」にて2019年6月28日から連載されている、原作:古賀慶、作画:伊澤了によるサイコサスペンス漫画である。『トレース 科捜研法医研究員の追想』の公式スピンオフ作品。
他人が絶望した顔に惹かれる性癖を持つ警察官の壇浩輝(だん ひろき)が、いつか愛する人のいる天国に行くことを目標に、世の悪人を人知れず殺害していく姿が描かれている。『トレース科捜研法医研究員の追想』に登場する警視庁捜査一課係長の壇浩輝を主人公としたスピンオフであり、法で裁けぬ悪人に対して檀がその悪行に応じた制裁を与えるという勧善懲悪調の内容となっている。作中で描かれる悪行は殺人やレイプ、パワハラなど多岐にわたり、グロテスクな描写や性行為の描写も多く含まれている。

1cSTRFのレビュー・評価・感想

ブルータル 殺人警察官の告白
9

サイコパス警察官に圧巻される

まず初めに、絵が綺麗で且つグロイです。イケメンエリート警察官の主人公が、色々なジャンルの悪人にあの手この手で制裁を与えるというストーリー。こちらの作品は「トレース」のスピンオフ作品になっており、先に読んでおくとより世界観に入り込めます。
主人公は容姿端麗で普段は老若男女に優しいのですが、法で裁けない悪人をターゲットに決めたら残酷な最後を迎えさせるまで徹底的に苦しめます。制裁を与えるシーンもかなりグロテスクで、そしてとてもリアルです。
その中で毎回必ず入るシーンが、相手が心の底から絶望した顔を主人公がカメラにおさめるというシーン。その時の主人公の表情が非情でこれがサイコパスなのかとゾクッとします。

勿論、主人公がしていることは残虐な殺人であり、決して許されることではありません。それでも、読者たちに次のターゲットにはどのような制裁を与えるのだろうとのめりこませていくストーリー展開はとても魅力です。
また、毎回の事件が私たちが実際過去にメディアでみたような内容が多く、より悪人たちを怖い許せないといった感情にさせていきます。それを具現化しているのが、この作品だと思います。

全体的にグロイですが、絵がとにかく綺麗で時折見せる主人公の天然さにほっこりするシーンも多いです。ゾッとしますが、とにかく面白い作品です。