ライフ・オン・ザ・ロングボード

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ライフ・オン・ザ・ロングボード
6

55歳、サーフィン始めました!

米倉一雄(大杉漣)55歳が主人公。
定年退職後、第二の人生で全くやりがいを見つけられない日々。一念発起しロングボードでサーフィンを本気で始める話であるが、年齢関係なくサーフィンを始めたい人には必見!この映画はサーフィンを始めるにあたり海を知り、ローカル(地元住民)を知るきっかけになるだろう。
まず一雄がサーフィンを始めよう!と決意し、実行する覚悟に感服…。どんな夢でもそうだが、いつかやりたいではなく、やると決めたら鎌倉から種子島へ移住する実行力(しかもシャツインにリュック背負って山登りするような格好で…笑)に尊敬する。環境のせいにして中々できないのが人間であるのだから…。
そんな彼の覚悟をローカルサーファーである憲太(小栗旬)や愛子(浅宮美果)は、年齢や見た目ではなく純粋にサーフィンをしたいという一雄の思いを受け止めた。またその思いをローカルの中で繋いでくれて彼らのリーダー的存在・銀次(勝野洋)に伝わり、銀次は一雄にサーフィンを教えてもらう師匠になった。
また銀次はサーフィンの技術だけではなく、海に対する敬意等も一雄に伝えた。そしてラスト、一雄はサーフ服で軽トラにボードを乗せちゃって、「良い波がきているよ!」と波を見る目も養い、本物のサーファーになったのだ!
サーフィンを始めるには覚悟と、ローカルや海への配慮があれば誰でもできる。これはそんな気持ちになれる映画だ。