僕のワンダフル・ライフ

僕のワンダフル・ライフ

『僕のワンダフル・ライフ』(原題:A Dog's Purpose)とは、2017年に公開されたアメリカのドラマ映画。W・ブルース・キャメロンの小説『野良犬トビーの愛すべき転生』を原作としている。監督はラッセ・ハルストレムが務めた。自分を救ってくれた愛する飼い主の少年と巡り合うため、転生を繰り返す犬の姿を描いた感動ドラマ。ゴールデンレトリバーの子犬ベイリーは、死にかけていたところを助けてくれた少年イーサンと固い絆で結ばれ、何度も彼の傍に行こうとする。主人公である犬ベイリーの声は、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』でオラフを演じたジョシュ・ギャッドが担当した。

blackwing11809のレビュー・評価・感想

僕のワンダフル・ライフ
10

必ず会える

私のもっとも大好きな映画です。
一言で言えば、一人の少年イーサンと一匹の犬ベイリーの深い深い絆と不思議な奇跡の物語。このワンちゃんベイリーのイーサンに対する愛情の深さに本当に本当に胸が熱くなりっぱなしの映画であります。
あんなに優しい幸せな気持ちで胸いっぱいに満たされた映画は初めてでした。人生とは山あり谷ありが常であり、それでも生きていかなくてはいけないのが人間の生きる道ですが、あんなに可愛く愛おしい、そして自分の事を全身全霊をかけて愛し、求めてくれ、支えてくれる存在に出会えたイーサンが羨ましくてたまりません。
それはベイリーも同じなのでしょう。本当に素敵です。普段日常にある、ありきたりな出会いの様に感じる出来事も、ものすごく大切なものになる可能性があるんだなと希望にも繋がり、人生は素晴らしいと感じさせてくれる。それは人間にとっても動物にとっても同じであり、運命の出会いっていろんな関係性があるんだとトキメキもあります。思いあう事の素晴らしさや人間動物間の愛情の尊さを改めて感じられる作品です。想う強さが強ければ、必ずいつかまた会える。奇跡は起きる。人も動物も。そう信じさせてくれます。
ペットロスにより、心に傷を負ってしまった方々にも見て頂きたいです。心に一筋の光が差しますように、希望に繋がる事を祈ります。動物と共に生きている人もそうでない人も、とにかくいろんな人におススメしたい作品です。