ジュラシック・ワールド / Jurassic World

ジュラシック・ワールド / Jurassic World

『ジュラシック・ワールド』(じゅらしっく・わーるど)とは、『ジュラシック・パークシリーズ』の第4作品目で2015年に公開された映画。オープニング週末3日間の興行成績が、全世界合計で5億2410万ドルを記録したヒット作で、世界中でのメガヒットを受けて日本での公開は2015年8月7日から8月5日に繰り上げられた。
『ジュラシック・パークシリーズ』とは一味違った『ジュラシック・ワールド』は、主人公が元軍人で恐竜の監視員をしているオーウェンとジュラシック・ワールドの管理責任者をしているクレアの2人が登場する。
現代の世界でジュラシック・ワールドという恐竜を見せ物にしたテーマパークが舞台になっている。パークの運営を維持するために、新しい恐竜を開発していたが、かなり凶悪で凶暴な恐竜を開発してしまい、知能の高さゆえに檻から逃亡してしまう。現代にあっても不思議ではないテーマパークを舞台にしているため、親近感もありながらハラハラさせられる映画になっている。

natuya-729のレビュー・評価・感想

レビューを書く
ジュラシック・ワールド / Jurassic World
7

あの『ジュラシック・パーク』の続編!そして新たな人類の業とは!?

本作はジュラシック・パークシリーズの作品の一つで、2015年に公開されました。前作までは、人間たちが復活させた恐竜に翻弄されるという、「科学を過剰に盲信しすぎた人類への自然の報復」という構図が出来上がっていました。今作も例に漏れず、人間側が盛大に自爆する羽目になりました。
遺伝子に関する研究が発展したことを背景に、今作ではハイブリッドの恐竜を生み出し、そのハイブリッド恐竜である『インドミナス・レックス』が暴走して人間たちを大混乱に陥れるのが物語の概要です。このインドミナス・レックスはティラノサウルスをベースに様々な生物のDNAが掛け合わされているのですが、早く成長するために導入したイカのDNAの影響で体色を変化させることが可能で、熱帯地域に適応するために導入されたアマガエルのDNAの影響で赤外線での探知が不可能など、組み込んだDNAが裏目に出てしまったため脱走を許してしまいます。
更に、高い知能を備えており、自分が小さい時に埋め込まれた発信機の場所を覚えていただけでなく、翼竜を焚き付けて空中から狙撃するヘリコプターを撃墜させたりします。
このように、今回も人類が自然の存在を弄んでそのしっぺ返しを受けるのですが、そんな中でも主人公のオーウェンとラプトル達との絆は素晴らしいと思いましたし、ティラノサウルス&ラプトル対インドミナス・レックスの戦いは見応えがありました。
恐竜好きは絶対に見て欲しいですし、そうでない人もこの作品を見て恐竜映画の沼にはまってほしいです。