あの世とこの世をつなぐ物語 SHAMAN KING
1998年に週刊少年ジャンプにて連載開始し2001年には約1年間にわたってアニメが放送された、武井宏之先生による作品『シャーマンキング』が2021年春に復活しました。
この作品の主人公は「麻倉 葉」。のんびりとした雰囲気を感じさせる少年で当時のジャンプ作品の主人公としてはかなり珍しタイプではないでしょうか。この葉くんはなんと、「シャーマン」という霊を見たり話をすることができる少年なのです。そして夢は500年に1度現れるという世界の救世主「シャーマンキング」です。葉くんは相棒の霊「阿弥陀丸」と共にシャーマンキングを決める戦いである「シャーマンファイト」に挑みます。
本作品の見どころは「キャラクター」や、キャラクターの持つ「思想」など様々ですが、特筆すべきは「O.S(オーバーソウル)」です。O.Sとはシャーマンが戦うために霊を用いて武器となるものを創造する特殊技術なのですが、武井先生によるそのデザインは少年から大人まで心に刺さること間違いなしです!
かつてその面白さながらもジャンプでは打ち切りとなってしまった『シャーマンキング』ですが、熱狂的なファンも多く2018年には講談社にて完結版として蘇ります。過去のアニメではオリジナル展開での結末となりましたが、2021年『SHAMAN KING』として復活した本アニメでは、真のラストを迎えることができるのでしょうか?そして過去のアニメで見られなかったキャラクター、戦い、O.Sも美麗な絵で見ることができるのでしょうか?期待したいです!