バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village

『バイオハザード ヴィレッジ』(Biohazard Village)は、カプコンより発売されたサバイバルホラー作品である。シリーズ本編としては8作目で、タイトルロゴも8作目を意味するローマ数字の「VIII」が重ねられる形で強調されている。『バイオハザード7』主人公イーサン・ウィンターズが引き続き主人公であり、前作では失踪した妻のミーアを探す物語だったが、今作は攫われた娘のローズマリーを取り戻すための物語になっている。そのため作品のテーマは"家族の絆"になっている。イーサンの物語の完結編。

tw-sasami8のレビュー・評価・感想

バイオハザード ヴィレッジ / Biohazard Village / Resident Evil Village
10

人情もののストーリーが好きな人にお勧めする理由

主に過去作のバイオハザードと比較して、なぜ今作が「人情もののストーリー好きな方に向いているのか」を説明していきます。
レビューは素人ですがよろしくお願いします。

【ストーリーでの目的の違い】
今までのバイオハザードのストーリーを一言で表してみました。

0、1、2、3→脱出、生還
4→大統領の娘の救出
5→危険人物の抹殺
6→主人公が多いので省略(主人公により目的が異なります)
7→妻の救出
8→娘の奪還

こう見ると、4と7と8は『人の救出』が最大の目的とされています。
その中でも、特に8は人情深い物語となっています。
何故なら、4は大統領の命令によっての救出であり、7はストーリー分岐が用意されていてプレイヤーによっては当初の目的とは違う結末を迎えられるからです。
その点、8は違います。
誰から命令されたわけでもなく、始終一貫して主人公の想いによって「娘を奪還する」というストーリー進行していくからです。

【戦闘の難易度】
今作は過去作と比べ戦闘難易度は低いと思います。
4からある格闘コマンドや回避コマンドはなく、主人公の機動力も高くありません。
カメラも1人称視点となっており、直感的にプレイできると思います。
なので、アクションが得意でない方でも楽しめると思います。

【ストーリーの長さ】
今作は7の続きとなっております。
これは主人公の理解をより深め、感情移入のしやすさに影響があると思います。
感情移入や共感することが多ければ多いほど、心揺さぶられることが多くあるはずです。
もちろん7をプレイしたことがない方でもわかるように、8の冒頭で7のストーリーを紹介しています。

【登場人物の魅力】
今作は過去作と比べ、主要な登場人物が少ない方だと思います。
その分細かいところまで作られており、ストーリーを進めていくにつれ、各キャラクターの生い立ち、関係、思いなどに理解が深まります。