何回読んでも泣ける
この作品は過去に5回程全巻を読み返してます。
これぞ少年マンガの王道だと思います。
出版社は違いますが、友情、努力、勝利が全て詰まっています。
魔界の王を決めるために人間界に来たガッシュと、ガッシュを魔界の王にするために選ばれた清麿の友情のキズナは、何度見ても、歳を取っても、心に響きます。
特に、主人公だけでなくその周りの仲間たちやライバルの関係性。
闘いに敗れて魔界へ帰ることになった魔物とのお別れのシーンは感動ものです。
個人的にはナゾナゾ博士とその魔物のキッドのラストシーンが感動でした。
それと敵キャラも個性的。
ザ・悪役という感じのキャラから憎めないキャラ、かわいそうなキャラなど豊富でした。
物語後半のゼオン編は何度読んでもハラハラドキドキする展開で目が離せません。
たくさんの敵と闘い、死にそうになる清麿。
次々と消えていく仲間たち、ガッシュの双子の兄ゼオンとの闘い、ガッシュの技に隠された秘密とその思いなど色々な要素が詰まって見応え充分です。
そして物語終盤は魔界の王を決める闘いとはなんなのか、王になったら何があるのかなど次々と謎が解けていき、ガッシュは本当に王様になれるのか手に汗握る展開が続きます。
最初から最後まで涙あり、笑いありの素晴らしい作品です。