ジブリの原点とも言える不朽の名作
主人公の姉『さつき』と妹『めい』は、父と病気で入院中の母との4人家族。
父と姉妹の三人は自然豊かな田舎に引っ越す。
新しい生活の拠点となる家は老朽化で柱も朽ちて今にも崩れそう。
そこはまるでお化け屋敷。
そんな家には『まっくろくろすけ』というまんまる小さなお化けが住んでいるのでした。
まっくろくろすけに遭遇し、驚きを隠せない二人でしたが、家の掃除を手伝いに来てくれたおばあさんに「無害でいつの間にかいなくなる」という話を聞く。
その夜、ケラケラと楽しく笑うさつきとめいの声と共に、まっくろくろすけは夜空へと消えていった。
ある日の昼間、めいは家の庭で遊んでいると、不思議な二匹の生き物に遭遇する。
二匹を追いかけていくと、小さなトンネルを見つけ出す。
トンネルを通り抜けたその先には、先ほどとは比べ物にならないほど巨大な生物が眠っていた。
めいが名前を聞くと、「トトロ」と答えた。
その時の話をさつきや父親に説明するも、まるで信じてもらえない。
本当にいたと主張する場所に二人を連れて行くが、そこにはあの時の道はもう無かった。
「いつかトトロに会えますように」とお願いをするさつきとメイ。
オバケのような妖精のような不思議な存在のトトロと二人の姉妹の繰り広げる、温かくて、なんだか不思議なファンタジーアニメーション。