一度は読むべきオススメ死神マンガ! 週刊少年ジャンプ屈指の名作を紹介!
週刊少年ジャンプにて2001年から2016年にかけて連載をされていました。
生まれつき高い霊力を持つ少年、黒崎一護が自らを死神と名乗る謎の少女朽木ルキアとの出会いや
敵である悪霊・虚との戦いを通して、死神代行として成長していく過程を描いた物語です。
この本は年齢や性別に関係なく幅広く楽しめる作品となっているため、少しでも気になったら読んでみることをオススメします!
見どころ①
高い画力で描かれる迫力満載のバトルシーン。
BLEACHの一番の魅力は、なんといっても作者の久保帯人先生の描かれる美しいイラストにあります。
テンポよく読みやすいコマ割りが徹底されており、台詞が一切書き込まれていないページでも、バトルのスピード感そのままに呼吸を忘れて読み込んでしまうほどです。
見どころ②
口ずさみたくなる「詠唱」。
作品内にはよく死神の技、鬼道を使うための詠唱が出てきます。ファンの間で特に有名なのはこの「黒棺」ではないでしょうか。
『滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、湧き上がり・否定し・痺れ・瞬き・眠りを妨げる
爬行(はこう)する鉄の王女、絶えず自壊する泥の人形、結合せよ、反発せよ、地に満ち 己の無力を知れ 破道の九十・黒棺』
音の響きが格好良いものばかりなので、中二心がくすぐられて思わず覚えたくなります。
見どころ③
丁寧な心理描写と、練り上げられたキャラクター。
BLEACHは登場するキャラクターの心理描写がとても丁寧です。「泣く」という描写が複数あっても、シーンごとに感情の違いが細かに表現されています。
且つ、そこに至るまでのキャラクター同士の人間関係や生い立ちなども深く掘り下げられているので、長く読んでいくほどに「この二人にこんな意外な繋がりがあったんだ…!」など、新たな発見がありずっと楽しむことができます。
個人的な感想としては、BLEACHは全力で追いかければその分全力で楽しめる作品かなと思います。
ノベライズや、作者の久保帯人先生のインタビューの中でしか語られていないエピソードもあるので、しっかり物語を考察したい人にはコミックスだけでは少し物足りないと感じるかもしれません。
純粋に楽しみたい、気になる!という方はまず手に取ってみることをオススメします。
見どころにも書いた通りBLEACHは本当に万人受けする綺麗な絵なので、特に、作画が気に入った漫画じゃないと読めないというタイプの人には良いと思います!