色づく世界の明日から / Iroduku: The World in Colors

色づく世界の明日から / Iroduku: The World in Colors

『色づく世界の明日から』とは、P.A.WORKS制作のオリジナルアニメである。
2078年の長崎県に住む少女・月白瞳美は、魔法使いの家系でありながら魔法を嫌悪しており、幼い時に色が視えなくなったことで、他人に心を閉ざしていた。ある日、祖母の琥珀の魔法によって、突然60年前の2018年に送られ、月白家に居候しながら同い年の祖母と共に高校生活を過ごすことになる。
心を閉ざした魔法少女が仲間たちとの交流で変わっていく学園青春ファンタジー作品。

mk07250225のレビュー・評価・感想

色づく世界の明日から / Iroduku: The World in Colors
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色づく世界の明日からはどんなアニメ?

ジャンルは学園・ファンタジー・恋愛系のアニメとなっています。物語の主人公は月白瞳美(つきしろ・ひとみ)という女子高生です。彼女は色彩感覚を失っており、見るもの全てがモノクロに見えているのです。そんな主人公・瞳美の月白一家は実は魔法使いで、祖母の魔法により、彼女が生きる西暦2078年から西暦2018年に飛ばされてしまいます。
西暦2018年の世界に飛ばされた瞳美は、葵唯翔(あおい・ゆいと)という写真美術部所属の男子高校生と出会います。唯翔がタブレットで描く絵は世界がモノクロにしか見えない瞳美にとって色のあるものに見え…というところから話が始まります。

ストーリーの軸と見所は、ズバリ瞳美を取り巻く人間関係です。瞳美と唯翔の関係が深まっていく過程、そして写真美術部のメンバーとの関わりを経て、瞳美の心に変化が現れる事で物語の核心へ向かっていきます。何故瞳美は過去に飛ばされたのか、何故唯翔の作品だけ色があるように見えたのかなど様々な謎が明かされていきます。

もう1つの見所は物語となった場所です。「色づく世界の明日から」は長崎市が舞台となっています。作中にハウステンボス、眼鏡橋、長崎の夜景といった長崎市の魅力的な名所が沢山登場します。絵も綺麗で実際の長崎市がアニメになって映っているかのようです。

学園、ファンタジー、恋愛系のアニメが好きな方だけでなく、実在する場所が出てくるアニメが好きな方にもオススメです!