Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-

Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-

『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』とは、2021年2月26日に公開された、スマートフォン向けアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』を原作とした新作劇場用アニメーション作品である。
原作ゲームの企画や原作、脚本、シリーズ構成などを手がけてきた茂木伸太郎が、本作でも原案、脚本、音楽プロデューサーを兼任している。監督は北川隆之、副監督は砂川正和、アニメーションキャラクターデザインと総作画監督は菊池陽介、音楽は出羽良彰が務め、東映アニメーション制作のもと、LandQ studiosがアニメーション制作を担当した。
作中では、春日部ハルや天堂寺ムスビたち12人組のメインユニット「777☆SISTERS(スリーセブンシスターズ)」を主役に据え、ゲーム内で展開してきた数々のエピソードを踏まえた新規のオリジナルエピソードが描かれる。キャスト陣はゲーム版から続投しており、ハル役の篠田みなみ、ムスビ役の高田憂希、角森ロナ役の加隈亜衣、六咲コニーおよび七咲ニコル役の水瀬いのりをはじめ、中島唯、井澤詩織、清水彩香、道井悠、今井麻夏、大西沙織、中村桜、高井舞香、桑原由気らが出演している。

6mayのレビュー・評価・感想

Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-
7

彼女たちという光で、心が青空のように晴れる

原作ゲームのファンです。
正直、PVを見たときにはあまり期待ができず、「作画が微妙じゃないか?」、「無難というか地味なストーリーだな」と思っていたのですが、実際に見てみると予想より満足できるものでした。

序盤に簡単な世界観とアイドルの紹介がありますが、やっぱり原作をプレイしていなければ、面白さは大幅に減ると思います。話自体はよくある感じで、テンプレートな悪役と淡々とした駆け足なストーリー展開ですので、「動くシスターズが見られる」、「映画館の音響でライブシーンを楽しめる」というのが最大の魅力です。

まず、原作を踏襲したオープニング演出がとても良かったです。
「Donuts」のロゴ、代表曲ともいえる「あの曲」のイントロが流れた瞬間、思わず泣きそうになりました。
ライブシーンは派手さはありませんが、実際に歌って踊る姿を見られただけでうれしかったです。
すべて手書きでとても丁寧に描かれており、動きも滑らかでまったく崩れていませんでした。

欲を言えば、ナナスタの他のアイドルたちや4U、KARAKURIの姿を見たかったです。
ポスターや街頭の映像など、背景の一部での出演でもいいので存在を感じたかったです。

「君のしたいことをしろ」、「誰かの背中を押す」、「大人や社会の理不尽に屈しない」という、ナナシスのメインテーマを短い尺でよくまとめてあったと思います。
ゲーム内背景の再現度もとても高く、誠実に作られているのが随所に感じられました。

メインストーリーを読破した方なら、オープニング最後の映像はグッとくるはずです。
ナナシスが好きな方なら、きっと見て損はないです。