独特の歌詞の世界観と抜群の歌唱能力
THE YELLOW MONKEYは結成して30年を越えましたが、バンドとしての変換期が以前ありました。
元々はビジュアル系バンドと言われる方もいるかもしれませんが、日本を代表するグラムロックバンドでした。
インディーズ時代もそうですが、渋谷のライブハウスLa.mamaでロンドンブーツナイト等、ライブをされていました。
インディーズ時代の名曲「WELCOME TO MY DOGHOUSE」や「LOVERS ON BACKSTREET」等、最近のライブでもたまに演奏されています。
メジャーデビュー後、「夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー」「未公開のエクスペリエンス・ムービー」とアルバムが発売。「未公開のエクスペリエンス・ムービー」に収録された名曲「4000粒の恋の唄」や「アバンギャルドで行こうよ」等での、Vo.ロビン(吉井和哉)の姿がとても美しいのです。その後3枚目のアルバムとなる「jaguar hard pain」では、ロビンの坊主に赤いスーツ姿が印象的でした。この「jaguar hard pain」は収録曲が一連のストーリー性を持っていて、若くして亡くなったロビンの父親が現世に蘇るところからストーリーが始まり、4枚目のアルバム「smile」の2曲目「マリーにくちづけ」まで、このストーリーが続いていると言われています。
世間一般的にバンドとしての知名度が上がったのが「追憶のマーメイド」くらいだと思いますが、決定的なのはやはり「JAM」でしょう。
また、このバンドの最高傑作と言われたアルバムが「SICKS」です。このアルバムは収録曲すべて名曲と言われるほどで、中でも個人的には「天国旅行」や「花吹雪」がおすすめです。