主人公の無双が爽快
電子書籍に『北斗の拳』があり、昔の人気作であることから読んでみた。
昔のマンガなので絵柄が古いところがあるが、絵は上手なのでさほど気にならない。
体が破裂するシーンなどのグロい描写があるので、そういうのが苦手な人にはおススメできない。
でも、さほどリアルではないので慣れれば嫌悪感はあまりない。
世紀末に核戦争が起こり荒廃した世界。
弱肉強食となった世の中で、主人公の『ケンシロウ』が弱者を虐げる者を倒していくもの。
個性的な登場人物やセリフは特に記憶に残るシーンが多く、ケンシロウが北斗神拳を使って敵のザコを一掃する様はもはや爽快。
敵の中にも信念を持って戦っている人がいて、その敵とのぶつかり合いが熱い。
物語の初めからケンシロウは強く、ほかの仲間のピンチになったところに現れて、敵を倒していくのがかっこいい。
なお戦いはケンシロウばかりで他の仲間が戦う場面が少ないが、それがかえってその仲間の活躍を引き立たせている。
昔の作品といっても古臭さがなく、スラスラと読めてしまう面白さ。
是非、他の人にも読んでほしいと思った。