約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

kazu109610762のレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
7

信じていた楽園が反転、そして…

『約束のネバーランド』は、少年ジャンプで連載していた漫画です。
実写版の映画も上映されました。
原作者は『白井カイウ先生』、作画担当は『出水ぽすか先生』です。
舞台はどこなのだろう。
欧米の思わせる風景の中。
謎の建物の中から、物語は始まります。
その建物は、孤児院。
生まれたての新生児から、12歳までの子供たちが共同生活を送っています。
主人公の『エマ』は明るく、元気で、沢山いる子供達の中では最年長のお姉さんです。
大勢の子供たちの中、見守っているのは大人の『ママ』。
エマをはじめとした子供たちは、いつも優しいママから愛情をたっぷり注がれ、健やかに暮らしていました。
どこにでもある孤児院の、ありふれた日常。
その中に、ただひとつ。
違和感が。
それは『お勉強』と呼ばれる、テスト。
それが、毎日毎日繰り返されているのです。
エマは同い年の少年、『レイ』と『ノーマン』とともに毎度フルスコア(満点)を叩き出し、ママから褒められていました。
いつまでも続く楽園。
綺麗な、小さな箱庭。
その世界は、ある日突然、些細な出来事で崩れ落ちてしまうのです。

現実は辛くて、苦しい。
その『些細な出来事』から、エマは自分たちが『何』であるか理解します。
決められた未来に抗うために。
待ち受ける現実から逃げ出すために。
エマたちの起こした行動がどうなるか、必見です。