最高!!!
友達に勧められて読み始めました。読む前のイメージは、ただ、巨大な人が暴れるだけだと思っていましたが、それだけではなく、すごく興味深い作品でした。壁の中で暮らしていた人々。ある日突然、壁が巨人により壊され、蹂躙されてしまいます。主人公『エレン』の母もその犠牲者の中の一人で、それを目の当たりにしたエレンは、巨人に深い憎しみの感情を抱き、訓練していきました。私は、そのシーンがとても印象に残っており、胸が締め付けられるような気持ちになりました。もし、私がエレンの立場ならどう行動するかなど、自分と主人公を重ね合わせてみたりもしました。また、第二、第三シーズンくらいからは、敵は本当に巨人なのかどうか、と考えさせられます。そして、ファイナルシーズンからは、壁の外の世界を知ります。世界の人々は、エレン達が住んでいた島の人々のことを悪魔だと言い聞かせられ育てられていたのです。平和とは何か。どうなれば人々は戦争をなくし、差別のない世の中になるのか、すごく考えさせられる作品になっていると思います。最後にどういう結末になるのかも見所です。