考察が楽しい
進撃の巨人は、多く張られている伏線を必ず回収してくれるマンガ・アニメですので、考察が好きな方や伏線を見つけながら読みたい方にとてもオススメな物語です。
マンガに多くある後付けがなく、アニメではOP・EDに伏線が張ってあることもしばしば。歌詞にまで伏線が張ってあることもあります。
内容としては、「巨人と人間の戦い」が中心です。物語が進むにつれて巨人の正体、自分たちの正体が分かっていきます。
敵は誰なのか、何のために戦っているのか、自分たちのしていることは正しいのかなど主人公たちが戸惑いながらも真実を求めて進んでいきます。
正直子供向けではなく、大人が色々考えながら見る漫画・アニメだと思いました。
考えるというより考えさせられることの方が多いかもしれません。
色々な立場の人が悩みながら苦渋の決断をすることが後半につれて多くなるのですが、そこでキャラクターの人生を振り返るシーンが入ることが多く、こんなことがあってこんな決断をしなければならないのか…と見ているこちらまで辛くなります。
キャラクター1人1人が辛い過去を持っていて、「この世界は残酷だ…そしてとても美しい」というあるキャラクターの言葉がぴったりな世界観です。
マンガ、一部ではアニメでキャラクターたちの兵団へ入る前の物語が紹介されています。
そちらも読むことで一層物語を楽しむことが出来ますのでオススメです。
(兵長の話、アニの話が個人的にオススメです)
最後に注意点ですが、重要な人物でもそうでなくとも、あ!このキャラ好きかも!なんて思っているとすぐ死にます。
お気をつけください。