9
大人の、大人による、奥ゆかしき恋の物語
絵本ショップを経営するキャスリーンは夫の目を盗み、インターネットで知り合ったNY152とのEメールのやりとりを楽しむ。顔も、どこの誰なのかも知らないNY152に少しずつ惹かれていくキャスリーン。ある日、彼女の店の近くに全米チェーンの大型ディスカウント書店がオープンし、キャスリーンの絵本ショップは経営難を強いられていく。商売敵である大型書店の責任者・ジョーは、何とNY152だった。二人は書店の経営者としていがみ合い、"文通相手"として支えあい、そして惹かれあう。
インターネット創成期の時代を舞台に、キャスリーンとジョーがそれぞれに責任ある立場として表舞台で見せる顔と、1人の人間としての素直な表情が折り重なるように描かれた名作。「人間は、目に見える側面だけがすべてじゃないんだよ。」と教えてくれるような、心温まる作品です!そして当時37歳のメグ・ライアンが醸し出す大人のキュートさに、思わず引き込まれてしまいます!
そして、本屋を閉店すると決意したキャスリーンに投げかけられた、キャスリーンの母によるセリフは、困難に立ち向かう多くの人に勇気を与えることでしょう!ぜひご覧ください!