YUKI

YUKI

YUKI(ユキ)とは、日本の歌手である。1993年に、JUDY AND MARYのボーカルとしてデビュー。1996年にリリースした『そばかす』がオリコン初登場1位を記録した。2000年には真心ブラザーズのYO-KINGこと倉持陽一と結婚。2001年にJUDY AND MARYを開催するも、翌年にシングル『the end of shite』でソロ活動をスタートさせた。2012年には東京ドームでのライブを成功させ、女性としては初のバンドとソロの両方で東京ドーム公演を行った歌手となった。動員数は約5万人で、多くのファンを魅了した。年末には「第63回NHK紅白歌合戦」にソロとしては初めて出場。2013年には、自身のYouTubeチャンネルを開設した。ソロデビュー20周年を迎えた2022年には、全国ツアー『YUKI concert tour “SOUNDS OF TWENTY” 2022』を開催。ホールとアリーナを合わせて26公演行った。

casinox8のレビュー・評価・感想

YUKI
9

いつの時代も女の子とともに

35歳以上の方には『元ジュディアンドマリーのボーカル』と言えば伝わると思います。
ジュディアンドマリー解散後、一人エッチを想像させるPVが話題となった『the end of shite』で、衝撃のソロデビューを果たしました。
YUKIさんの書く歌詞は、いつの時代も女の子の持つ「女の子の核」のような部分にスーッとしみこんでいきます。
その女性像は時に幼い少女のようであったり、成熟した大人の女性であったり、ご自身が結婚出産を経験されてからは、強くたくましい母親の目線を含んでいたりと、様々ではあるのですが、そのどんな時にでも『女の子』としての歓びや楽しみの部分が必ず入っていて、忙しい日々の中で忘れてしまいそうな女性として生きる喜びを、YUKIさんは気付かせてくれるのです。
そして、YUKIさんの書かれる歌詞は、いつもとてもポジティブです。
落ち込む事もあるけれど、必ずまた楽しい事は起きる。
「何もなくたって笑っていれば楽しくなるよ」という事を教えてくれます。
元気でいる事、健康でいる事、笑顔でいる事、アクティブでいる事、それが幸せじゃないの!
歌って踊って体を動かして、大きな声を出して、生きてるってサイコーでしょ!と、YUKIさんはあの小さな体全身を使って、長年、私達に訴えかけてくれているように思うのです。