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いつの時代も女の子とともに
35歳以上の方には『元ジュディアンドマリーのボーカル』と言えば伝わると思います。
ジュディアンドマリー解散後、一人エッチを想像させるPVが話題となった『the end of shite』で、衝撃のソロデビューを果たしました。
YUKIさんの書く歌詞は、いつの時代も女の子の持つ「女の子の核」のような部分にスーッとしみこんでいきます。
その女性像は時に幼い少女のようであったり、成熟した大人の女性であったり、ご自身が結婚出産を経験されてからは、強くたくましい母親の目線を含んでいたりと、様々ではあるのですが、そのどんな時にでも『女の子』としての歓びや楽しみの部分が必ず入っていて、忙しい日々の中で忘れてしまいそうな女性として生きる喜びを、YUKIさんは気付かせてくれるのです。
そして、YUKIさんの書かれる歌詞は、いつもとてもポジティブです。
落ち込む事もあるけれど、必ずまた楽しい事は起きる。
「何もなくたって笑っていれば楽しくなるよ」という事を教えてくれます。
元気でいる事、健康でいる事、笑顔でいる事、アクティブでいる事、それが幸せじゃないの!
歌って踊って体を動かして、大きな声を出して、生きてるってサイコーでしょ!と、YUKIさんはあの小さな体全身を使って、長年、私達に訴えかけてくれているように思うのです。