身体の仕組みについて少しわかる
体の仕組みについてわかる作品になっています。
毎日私たちの身体の隅々まで酸素と栄養を運び細胞にそれを渡し、二酸化炭素を交換にして心臓や肺に帰ってくるお仕事を文句なく働いている赤血球、毎日鼻や口呼吸、擦り傷に切り傷等から侵入した、菌やらウイルスを先に駆除する役目を担う白血球の仕事ぶりがとてもコミカルに描かれています。説明も親切で解りやすいです。参考書などは個人差があり、どうしても文字ばかりで読みにくく、読み進めていくうちに飽きてしまう可能性があったり、本来の細胞や細菌・ウイルス等のリアル描写、それに伴う科学物資の変化や、理論的な説明で何回も読むことが出来なかったりしますが、漫画などではそれを考慮して擬人化やキャラクター化されるとどんどんのめり込んでいくし、何回も読む癖がつきます。なので初心者も手にしやすいいい本だとは考えます。
がん細胞とのやり取りもあり、初めてがんに侵されてしまった人たちの顔がなぜあんなにもこけているのかも解りました。その描写も書かれていますのでためになります。あとがん細胞も好き好んで生まれたのではない。と書かれていたのには身につまされました。本当に読んでいて知りたい情報も得られるのでお勧めです。