突然一人放り出された世界で、全てが自分の命を脅かす、何もわからないという恐怖
ジャンルは横スクロールアクションアドベンチャーゲーム。
難易度はかなり高く、初見で命を一度も落とさずクリアすることは不可能と思われます。
ゲームは、少年が崖を滑り降りて着地したところから始まります。
プレイヤーは、何の説明もなく始まるこのゲームで、とりあえず今できる数少ないことを探すことになります。
初めにできるのは右へ進むことだけです。
すぐに、停車しようとするトラックを見かけることになりますが、ヘッドライトに少年が照らされると、大人たちは少年に気づき即座に発砲、ゲームオーバーです。
少年は攻撃手段を持たないため、見つからないか、急いで逃げ切らなければなりません。
そんな理不尽な状況に加え、道中では自我を持たない抜け殻のような人々を見かけたり、時には少年がそれを操ったり、少年と似た見た目の敵に襲われることもあります。
それら不気味なことがたくさんあるにも関わらず、やはりプレイヤーへは何の説明もなく、ゲーム中にはテキストや言葉も登場しません。
「何もわからない」と言うのは想像以上の恐怖です。
単純に理不尽レベルな高難易度アクションゲームとして楽しむこともできますが、数少ない情報から考察したり、誰かの考察を知るのが好きな方には強くお勧めしたいゲームです。
実際に、このゲームに対する考察は多くの方がブログや動画で公開しています。
衝撃で難解なラスト、さらに困惑を覚えるであろう隠しエンディングは、穴のない考察を得意とする人たちですら意見が割れています。