キャンディ♥キャンディ / Candy Candy

キャンディ♥キャンディ / Candy Candy

「キャンディ♥キャンディ」は原作・水木杏子、作画・いがらしゆみこによる日本の少女漫画。講談社「なかよし」にて連載され、単行本は全9巻刊行された。単行本の累計発行部数は1200万部。1977年に第1回講談社漫画賞少女部門賞を受賞している。
孤児だったキャンディが明るく前向きに、出自への偏見に負けず周囲の人々との関わりで成長する物語。

go-1126699686594383289821のレビュー・評価・感想

キャンディ♥キャンディ / Candy Candy
9

私も頑張ろう!と勇気づけられる作品

この作品は、「なかよし」という女の子向けの漫画雑誌で1975年4月号から4年間に渡って掲載され、約1年後の1976年にテレビで放送されました。

主人公は、キャンディス・ホワイトと言う本名ですが、みんなから「キャンディ」と呼ばれていました。
キャンディは、アメリカの身寄りのない子供達が共に生活を送る「ポニーの家」という孤児院にいました。性格は、明朗快活で、アニーという同い年の親友もいて、家族はいなくても、家族以上の仲間と先生と楽しく暮らしていました。
そんなある日、おとなしくて可愛いアニーが富豪の家に養女として受け入れられることになり、ぽっかりとキャンディの心の中に穴が空いてしまって、ポニーの丘で泣いていると、突然、スコットランドの民族衣装を着た見知らぬ男の子に励ましてもらったのです。

それからキャンディは「丘の上の王子さま」と名付けて、また会える日を励みに、前を向いて歩こうと決意しました。
12歳になったキャンディは、ラガン家のイライザの話し相手として引き取られ、イライザと兄のニールから、さまざまな嫌がらせを受けました。それでも、持ち前の明るさと「丘の上の王子さま」への思いを胸に、悲しみを乗り越えていきました。

20世紀初めのアメリカを舞台にしたアニメですが、今の時代でも、同年代の女の子には通じるものが、たくさんある作品だと思います。