Ghost of Tsushima / ゴースト・オブ・ツシマ

『Ghost of Tsushima』とは、Sucker Punch Productionsが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲームである。
本作は、13世紀の日本を舞台に、主人公の「境井 仁」がモンゴル軍の侵略から対馬島を守るために戦う姿を描いている。プレイヤーは、境井 仁を操作して、オープンワールドの中を自由に移動しながら、ミッションを遂行していく。
戦闘システムは、正々堂々と戦う侍とは異なり、冥人としてもミッションが可能である。騙し討ちや飛び道具の使用など、手段を問わず敵を排除するスタンスは冥人プレイと呼ばれている。侍プレイと冥人プレイは柔軟に使い分けが可能であって、冥人プレイと侍プレイをその時々の状況によって使い分けをして敵の本拠地に行ってボスを倒していく。そのためかなりの練度とテクニックが要求される比較的、蔵人タイプのゲームである。
本作は中世の日本の風景や文化を美しく描かれたグラフィックや音楽を用いてプレイヤーをその世界に引き込んでいく。『Ghost of Tsushima』は、2020年に発売され、高い評価を受けた。

amuamu2984のレビュー・評価・感想

Ghost of Tsushima / ゴースト・オブ・ツシマ
9

至高のオープンワールド

オープンワールドと言えばアクション等には期待できないものが多い中で、しっかりとアクションも作り込んであります。
敵との一騎打ちや不意打ち、奇襲なども自分の考えている通りに行えます。
アクションに爽快感はあまりないですが、こんなことができたら良いのにと思うようなことはほぼできます。
レベルの概念がないため経験値をためてゴリ押し、とは行きませんがプレイヤースキルや地形の把握、知識で対抗していくことが可能です。
また実際の対馬の地理等が再現されており、その作り込みには目を見張るものがあります。
具体的に言うと、目に見える場所にはほぼ行けるようになっています。
通常この手のグラフィックに力を入れているゲームは見えない壁等で実質は箱庭状態になっていることが多いのですが、こちらはどこにでも行くことが可能です。背景に描かれている山や崖などにもどこかから上ったり下ったりすることができます。無論落ちれば死にますが。
音楽にはあまり力をいれていないのかそこまで良いとは感じませんでしたが、逆に音楽がないほうがゲームにあっていると思います。
VRに対応していないのが残念ですが、大きいテレビであればそれほど気にもなりません。
日本の歴史からすれば題材があまりメジャーなものではありませんが、そんなことは関係なくとても面白いと感じました。