King Gnuに魅せられて
King Gnuとは常田大希(Gt.Vo.)、井口理(Vo.Key)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)の4人からなるミクスチャーバンドである。
常田と井口は東京藝術大学、勢喜は両親が音楽家、新井はビッグバンドで腕を磨いた精鋭4人である。
彼らが世間に広く知れ渡るようになったのは日本テレビ系のドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌ともなった「白日」によるものが非常に大きい。
この「白日」という曲であるがyoutubeでは再生数が2.6億回ととてつもないヒット曲となっている。
これらを皮切りにANAの国内版cmの挿入歌として「飛行艇」を提供、またブルボンアルフォートのcm挿入歌として「傘」を提供するなどその影響力は今では信じられないくらい大きいものとなっている。
また、これらの楽曲がヒットした2019年には大晦日の紅白歌合戦にも出場し、飛ぶ鳥を落とす勢いである。
彼らの音楽は今を生きる人たちに深く刺さっているように思われる。というのも、彼らは現代に蔓延る問題などを巧みに歌詞に取り入れ、非常にうまく消化しつつ、同時に難しい現実を真正面から歌っている。なぜこのような気持ちがわかるのだろうかと感心することが多々ある。これからの時代も彼らの音楽が盛り上げていってくれるだろう。