リーピング / The Reaping

リーピング / The Reaping

『リーピング』とは、2007年に公開されたアメリカの映画。出エジプト記の十の災いを基に製作されたホラー映画で、2006年8月11日に公開予定だったが、公開日が何度も変更されていることでも知られているうえ、実際の公開日となった2007年4月5日は聖金曜日だったというエピソードも有名である。
かつてはキリスト教の宣教師だったものの、布教先のスーダンで夫と娘を干ばつを解消するための生贄として殺され信仰心を失ったキャサリンは、神の奇跡を科学的に紐解く研究者として新たな人生を送っていた。ある日、チリで起きた「神の奇跡」を解決した後、宣教師仲間のコスティガン神父から、彼の持っている写真が突然燃え出し、冥界の神であるケレスのシンボルが浮かび上がったため用心するよう伝えられる。不幸の前兆だと怯えるコスティガン忠告を無視したキャサリンは、「ヘイブン」という長子しかいない町に辿り着いた。そしてこのヘイブンで、彼女は「十の災い」そっくりな不可解な怪奇現象に巻き込まれていくのであった。

riri4のレビュー・評価・感想

リーピング / The Reaping
9

「人生やり直せるんだ」と気づかされた

この作品のあらすじは、以下のようなものでした。
科学者のキャサリンは過去、理不尽な出来事に出会い、それをきっかけに宗教嫌いになっていた。「信じ続ける、頭の固さこそ奇跡ですね」と言い、信者をバカにしていた。彼女はヘイブンという町で、「神の奇跡」が起きたと聞き、「そんな馬鹿な」と思い様子を見に行く。その町で出会った少女は、狂信者に殺されたキャサリンの娘とよく似た境遇の中で苦しんでいた。彼女は過去をやり直すため、その少女を救い出すのだった。

この作品を鑑賞して、以下に気づかされました。

・過去にできなかった事をすることの、素晴らしさ
役者さんたちの演技が自然で、少女のあどけなさと素直さや、ヒロインの心の細かい動きなどが、色濃くあらわさていた。だから、上を強く認識することができた。

・あまり、人をバカにしない方が良いということ
さまざまな人との出会いにより、自分の人生が大きく変わることがある。この映画の話は、そのことを教えてくれた。

・この作品が、レベルの高いホラー映画であること
ホラー映画は、観る人が恐怖感を楽しく味わうことができるようにつくられた作品である。心理学の辞書によると、恐怖は「人間は自分の人生観や世界観をどこかで揺り動かすもの」だそうである。今回の映画の設定は、現実と非現実とが混ざり合ったものなので、自分の世界観を大きく揺り動かしてくれた。