約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

nakyのレビュー・評価・感想

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
7

海外ドラマ好きならオススメ!

物語冒頭から進んでいくにつれて明らかになっていく伏線や、様々な情報はもちろんのことながら、展開が進む感覚が海外ドラマをみているような気持ちになった。具体的にはある程度のエピソードの導入~起承転結が1セットになっており、そのエピソードが終わるタイミングで次への伏線が展開されるような流れがとても気持ちよかった。

とはいえ1話~読み進めていくと最後にはとても遠いところにたどり着いた感覚があるため、話の広がりについていけない方にはあまりおすすめできない作品であると言えるだろう。

個人的には主人公の成長と葛藤がとても感動的で、仲間の大切さや家族の大切さを感じることができた点はとても好感が持てた。
逆に途中のあるエピソードから登場する人物数名の言動があまりにも極端すぎて少し気が重くなることもあった。
すべての物に優しくしたい主人公との対立構造を描くための手法とはいえ、あまりにも過激な表現であったため、好き嫌いがどうしても発生してしまうような要素になってしまっているのではないだろうか?

エンディングを迎えたときの感動はとても素晴らしかったのと、その後日談が読みたいと感じたので、アニメ化やオリジナルコンテンツの展開などを期待する。