約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

脱出劇とママの生涯、2倍楽しめるアニメ

グレイス=フィールドハウスと呼ばれる孤児院で育つ子供たちが主人公。
最年長のエマ、ノーマン、レイはハウスで行われるテストで高得点を獲得する秀才。
ある日、一緒に暮らすコニーが里親の元へ行くことになるのだが、エマとノーマンはそこでグレイス=フィールドハウスの真実を知ってしまう。
グレイス=フィールドハウスは孤児院ではなく、「鬼」たちに食料として人間を提供するための牧場だったのだ。
真実を知ったエマとノーマンはレイを引き込み、ハウスからの脱出を計画する。
子供たちを愛して、子供たちに愛されているハウスのママ、イザベラは真実を知ったエマたちの脱出計画を阻止するために動き出す。
ハウスの子供たち全員を連れて脱出をしようとするエマたちは、様々な作戦を立てて脱出の決行の日まで準備を進めていく。
困難を乗り越えついに迎えた脱出の日、エマたちは年少者を残しながらも脱出に成功する。
脱出したエマたちを見ながら、茫然と立ち尽くすイザベラ。
イザベラもその昔ハウスで育てられたのであった。ハウスで育てられたイザベラは、生きるためにママになる道を選んだ。
ママとなったイザベラの、子供たちに対する愛情は本物の愛だと思う。
自分が生きるために、愛をもって子供たちを育て、食料として「鬼」に出荷する。
エマたちの脱出劇だけでなく、イザベラに心を寄せることで2倍楽しめるアニメである。