ノスタルジックでミステリアスな世界観
小松奈々の魅惑的な見た目や演技が凄く良く、菅田将暉の繊細でミステリアスな雰囲気を醸し出す演技と合わさって凄く良い作品でした。内容はディープなものでしたが、一人一人の演技がすべてを作り出していたなと思います。
小松奈々の演じる女の子と付き合い始めた重岡大毅が演じる男の子が、菅田将暉演じるコウとは凄く真逆で、どちらも魅力的な男の子で終始ドキドキさせられて、尚且つ鬼気迫るシーンではハラハラさせられました。最終的に主人公の女の子とコウが結ばれているのか結ばれていないのか分からない所が、見た人によって解釈が違う所も良いなと思いました。
撮影している場所や撮り方などがとてもノスタルジックで、BGMも映像とマッチしています。ミステリアスな感じが目を離せず、最後までなにが起こるか分からないというハラハラドキドキな展開で、引き込まれる世界感も凄く良かったです。
小松奈々と菅田将暉のコンビは凄く雰囲気が合っているし、個人的にもこの二人が好きなので、見ていて飽きる事もありませんでした。見ている間はその世界に入り込み、長いような短いような時間に感じました。要するに最高です!