ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7

『ファイナルファンタジーVII』は、スクウェア(後のスクウェア・エニックス)が1997年に発売したゲーム。人気作の『ファイナルファンタジー』シリーズの第7作目にあたる。プレイステーションで発売された初めての『ファイナルファンタジー』作品であり、リメイク版やスピンオフ作品などが多数発売され、長期間にわたり根強い人気を誇っている。
バトルシステムでは、「マテリアシステム」を採用しており、これはこの作品のストーリーにも深くかかわっている。主人公のクラウドは神羅カンパニーが雇う兵士のエリート部隊「ソルジャー」としてかつて活躍していた。しかし、ある事件をきっかけに神羅を脱退。アバランチの雇われ助っ人として働くところからストーリーは始まる。バレット、ティファ、エアリス、レッド13、シド、ユフィ、ケット・シーなど個性豊かな仲間キャラクターとともにセフィロスから星を守るために旅を続けることになる。物語は後半まで最終的な謎が明かされず、目が離せない展開となり、自然環境も考えさせられる内容となっている。

Genki7のレビュー・評価・感想

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ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
9

再現度と可能性

FINAL FANTASY VII REMAKE(以下FF7R)のトロフィーコンプリートしたので、所感を記載する。

◆過去作のFF7からの再現度及び進化について
ストーリーの大幅な変更は今のところ見られないが、各所のMAPの作りこみや再現度がとても高い。
FF7時代に10分で終わっていたMAPもFF7Rでは1時間かかるという作りこみの激しさ。
要所要所でストーリーへの追求やこだわりを強く出したにもかかわらず、ストーリー自体には不自然さも感じさせず、またネタ要素も豊富に追加されており、最後まで飽きることなくプレイできた。

◆システム面の進化
マテリアシステムの再現はとても完成度が高く、さらには武器成長要素などとても良い進化を遂げている。
戦闘システムに関しては、アクション好きな方はかなりおすすめ。
好きなキャラが思い通りに動き、スタイリッシュかつ爽快な戦闘を楽しめた。
ただ、アクションが嫌いで従来のFFの戦闘システムが好きな方には少し不満が出るかなと感じた。

◆ストーリーの進化について(ネタバレ有)
ストーリー上でフィーラーという、今後のストーリー展開に大きく関わってくる敵が追加された。
フィーラーは運命の番人と呼ばれ、FF7RのストーリーがFF7のストーリーと食い違う箇所が出た時に、FF7の流れへと戻すために主人公達の前に立ち塞がっていた。
このフィーラーを最後倒すことで、これから先はFF7とは違う未来へ良く示唆のようなものを感じ、もしかしたらエアリスの生存ルートも出てくるのかと思わせてくれた。

過去作のFF7と同じようで違う世界のFF7R。
考察しているだけでもとても楽しく、続編が待ちきれない状態だ。