ギャグ要素も見どころ
上野樹里と玉木宏主演で実写化もされた有名な漫画です。ドラマでもやっていたので、おそらく多くの人が知っていると思いますが、今回オススメしたいのは、本題からは外れている、ギャグの部分です。実は、この作品はとても笑える作品です。今回はその中でも大好きなエピソードをひとつ、紹介したいと思います。主人公の野田恵(のだめ)は、先輩である千秋真一が大好きで、いろいろとアプローチをしかけます(その都度あしらわれるのはお約束)。のだめは千秋のために差し入れを用意します。それは、『レモンのはちみつ漬け』。風邪を引いたときや疲労回復に効果があるであろうそれを、なんと、「丸ごとのレモンをはちみつの中にぶち込む」などという、世にも恐ろしいものを作ってきちゃったのです(普通はレモンをスライスします)。恐ろしいものを作ってきちゃったのです(ふつうはレモンはスライスします)。その丸ごとのレモンを見た千秋は、もちろんドン引きです(ちなみにレモンを差し出すときに「好きです」と言ってくるのも地味にポイントが高い)。このシーンひとつをとってみても、この作品がギャグ要素も持った、漫画だということがわかります。もちろん本題である音楽についても、面白く読める作品です。音楽と笑いを融合した作品なので、楽しめると思います。