爆笑あり!涙あり!興奮あり!
週間少年ジャンプで連載していた、「笑いあり、涙あり、闘いの興奮あり」のSF時代劇作品。
舞台は、現代と歴史が混合したような町「かぶき町」。
元攘夷志士の坂田銀時(主人公)が、「万事屋」といういわゆる何でも屋を、志村新八(メガネをかけたごく普通の男の子)と、神楽(強靭な力を持った夜兎族の女の子)と一緒に経営しながら、顧客からの依頼を解決していく。初期は一話完結が多いが、中盤以降は長編もちょくちょくある。
大人向けのギャグや下ネタ、独特のボケつっこみが話の随所に盛り込まれており、とにかく笑わずにはいられない。
ただ、話によっては人情味があったり、シリアスで殺伐とした戦闘シーンがあったりと、時には涙し、時には終始ハラハラしながら物語を見守る事ができる。
歴史上の人物(新撰組や幕末志士など)や作品のパロディも多数登場するので、歴史や元作品が好きな方も楽しめるようになっている。ギャグがいくつか続いた後には泣ける話、シリアスな長編の後には必ずギャグの話が来たりなど、物語を通してメリハリがあり、かつキャラクターがみんな個性が強く魅力的なので、飽きが来ない。
他に類を見ない少年漫画なので、アニメも漫画も是非おすすめしたい。