正しく人生の縮図そのもの
ドラゴンクエストⅤはドラクエの中でも名作中の名作とも言えるストーリー性となっている。
正しくそれは人生の縮図そのものだ。
オープニングは主人公が生まれるところから始まり、ゲーム進行は主人公の少年期からスタートする。
伝説の勇者を求めて父親と二人旅を続ける主人公は、一人の少女と出会う。
後に再開し、後の結婚イベントへと繋がるのだが、再開時は久しぶりにあったような懐かしい気持ちになる。
旅を続けていると、父親の死や、魔物に捕まってしまい、奴隷として日々を送る事もある。
時間が流れ、主人公は青年となり、生きていると判明した母を探す旅へと出発する。
広い世界観と、結婚相手を自分で選ぶ、結婚イベント。
結婚イベントの後は出産イベントもあり、常にプレイヤーを飽きさせない。
このイベントで相手を選ぶことになるだが、何度プレイしてもこのイベントは心がドキドキする気持ちになる。
更に、出産後に主人公等は石像へと変えられてしまい、再度数年の月日が流れる。
ここまで長期間にわたり、主人公の生き様を体験できるゲームは他にないだろう。
石化を解きに、成長した主人公の子供が駆けつけてくれる。
あの時生まれた子がこんなに大きくなったのかと、ここも感動するポイントの一つだ。
内容としても、ドラクエ初のモンスターを仲間にできるシステムが導入されており、後のドラゴンクエストモンスターズ等の先駆け的なゲームにもなっている。
とにかく日本人であれば一度はプレイし、壮絶な人生を送る主人公の永きにわたる冒険を体験してみてほしい。