インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア / Interview with the Vampire (film)

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア / Interview with the Vampire (film)

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(原題: Interview with the Vampire)とは、1994年に公開されたアメリカのゴシック・ホラー映画である。監督はニール・ジョーダンが務めた。アン・ライスの小説『夜明けのヴァンパイア』を原作としている。
物語は現代のサンフランシスコから始まる。野心あふれる若きライターのダニエル・マロイは、黒髪の美しい青年紳士ルイから信じがたい半生についてのインタビューを始める。ルイの口から語られたのは、200年もの時を生きるヴァンパイアとしてのあまりにも過酷で切ない記憶だった。
18世紀末のニューオリンズ、絶望の底で自暴自棄になっていた農場主のルイは、永遠の時を生きる美しきヴァンパイアのレスタトと出会う。レスタトはルイの繊細な魂に魅了され、彼をヴァンパイアの道へと引き入れた。しかし、ためらいなく人間の血をすするレスタトとは対照的に、人の良心を捨てきれないルイは他人の命を奪うことができず、小動物の血をすすって渇きを凌ぐなど、自身の存在に深く苦悩していく。
そんなある日、ルイはペストで両親を亡くした幼い少女クローディアと出会い、本能に抗えず彼女の首に噛み付いてしまう。これを見たレスタトは喜び、彼女をヴァンパイアとして蘇生させ、ルイにその世話役を与えた。クローディアはレスタトからヴァンパイアとしての美学を教え込まれ、二人は人々を恐怖に陥れていくが、数十年後、精神だけが大人の女性へと成長したクローディアは、肉体が幼い少女のまま固定されているという残酷な現実に絶望する。やり場のない怒りと悲しみは、彼女をこの姿に変えた元凶であるレスタトへの強い憎しみへと変わり、ルイを巻き込んだ凄絶な反逆計画へと発展していく。
本作はその豪華なキャスト陣と、怪しくも美しい世界観を再現した舞台美術が高く評価され、第67回アカデミー賞では2部門にノミネートされた。キャスティングを巡っては、当初インタビュアー役に予定されていたリヴァー・フェニックスの急逝に伴い、クリスチャン・スレーターが代役を務め、彼は後に自身の出演料のすべてをリヴァーが支援していたボランティア団体へ寄付した。また、原作者のアン・ライスは当初トム・クルーズとブラッド・ピットの配役を猛烈に批判していたものの、完成した映画におけるトムの圧倒的な演技を観て前言を撤回し、雑誌に見開き広告を出して謝罪したという逸話も残されている。

hinataのレビュー・評価・感想

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア / Interview with the Vampire (film)
9

ヴァンパイアの葛藤を描いています。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアは1994年公開のアン・ライス原作の映画です。
ブラッド・ピッド、トム・クルーズ、クリスチャン・スレーター、アントニオ・バンデラス、キルスティン・ダンストと豪華俳優陣が揃っています。
最初はトム・クルーズがレスタト役を演じるのを「相応しくない」と言っていたアン・ライスですがトム・クルーズが役の為に10キロの減量をし見事にレスタトを演じてみせてからは絶賛しています。
物語はルイがインタビュアーに告白するところから始まります。
妻と娘を亡くし絶望するルイにレスタトが興味を持ってしまい血を吸われて死ぬか生きるかを選択させられヴァンパイアとして生きる事を選んでしまいます。
ヴァンパイアらしく人を襲う事に躊躇いのないレスタトと違いルイは人を襲うことができず、小動物の血を吸って生きてきましたが、ある日幼いクローディアと出会い我慢しきれずに血を啜ってしまいます。
そのことを喜んだレスタトによってクローディアはヴァンパイアとなってしまいますが、後に成長しない自分を作ったレスタトを恨んでクローディアは死体の血をレスタトに吸わせて殺そうとしてしまいます。
そこからルイとクローディアだけの旅が始まり、クローディアの願いで一人の女性をヴァンパイアにして一緒に旅をする中で出会った同族のアルマンに二人を太陽光に晒して殺されてしまい、怒ったルイはアルマン一族を滅してしまいます。
そして話は最初のインタビューに戻り、ヴァンパイアにしてほしいと願ったインタビュアーはルイの怒りを買い逃げ出しますがその先でレスタトに襲われ、かつてのルイのようにヴァンパイアになるかどうかの二択を迫られます。
最後にレスタトが「ルイがまたぼやいてる」とつぶやくのが印象的でした。