グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。

gonzosan-0313のレビュー・評価・感想

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki
10

格闘好きな人におすすめの漫画

とにかく主人公、範馬刃牙の父親である範馬勇次郎がかっこよすぎます。男として誰もが一度は夢見る最強という名の称号を求め、幅広い格闘技をとり入れ熱い戦いを繰り広げられる漫画は、このグラップラー刃牙以外にはありえません。
格闘技をモチーフにした漫画の多くは形だけの中身の薄いものが多いですが、このグラップラー刃牙においては格闘技アマチュアの方からプロの方まで、誰もが読んで楽しめる作品だと思います。
幼少期の頃から成人に至るまでの刃牙の成長ぶりを、格闘要素を取り入れながらわかりやすく説明していますので途中で見飽きることも無く、面白さも満点だと思います。成人になった範馬刃牙の強さは誰も手が付けられないレベルに成長しましたが、それでもなお父親であり世界最強とまで言われる範馬勇次郎の強さを超えられないところが、この作品が長きに渡り多くのファンに愛読され続けた理由ではないでしょうか?
読んでいく内に毒手の使い手や罪人など、強ければ何でもありな挑戦者達が刃牙の前に立ちふさがる点も「次はどんな強者が出てくるのだろうか?」といったような読者に期待感を与える大きな要素になっていると思います。
子供から大人まで格闘技ファンの方々はぜひ一度、読んでみられることをお勧めします。