ザ・ウォーク / The Walk

ザ・ウォーク / The Walk

『ザ・ウォーク』(原題:The Walk)とは、2015年に公開されたアメリカ合衆国の伝記映画である。1974年にニューヨークのワールドトレードセンターの間を綱渡りしたフランスの大道芸人フィリップ・プティの著書『マン・オン・ワイヤー』を原作とし、ロバート・ゼメキスが監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが主演を務めた。
物語は、8歳で綱渡りに魅せられたフランス人のフィリップ・プティが独学で技術を磨き、伝説的な綱渡り師パパ・ルディに師事する場面から始まる。やがて、プティは当時世界最高層を誇ったツインタワーにワイヤーを張り、命懸けの空中歩行を行うという野望を抱く。1974年8月7日、プティは仲間たちの協力を得て厳重な警備を潜り抜け、地上110階、高さ411メートルの地点で無許可のパフォーマンスを強行した。本作は最新の視覚効果を駆使し、タワー間の圧倒的な高度感とプティの芸術的信念を臨場感豊かに描いている。

nobomu11のレビュー・評価・感想

ザ・ウォーク / The Walk
7

高所恐怖症の人はご注意!まさかの実話!

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で有名なロバート・ゼメキスが監督した2015年のアメリカ映画。原作はフィリップ・プティ「マン・オン・ワイヤー」。そのプティさんは実在の大道芸人で、あのワールド・トレード・センター(ツインタワー)の間を綱渡りして一躍有名になったお方です。この映画はその前代未聞の綱渡りに挑戦するプティはじめ、その仲間たちを青春物語風に描いています。 ジョセフ・ゴードン=レヴィットが命知らずのフランス人(プティ)を熱演。1968年当時17歳だったプティは歯医者の待合室でたまたま見かけたWCT建設の記事に天啓めいたものを感じます。そして決心するのです。いつかタワーとタワーの間を綱渡りしようと…。正直かなり危ない男ですが、時が経ってもその情熱は消えず、むしろ大道芸人としてのキャリアを積み、仲間を集め着々と準備を進めていきます。映画ではその過程を丁寧に描き、恋人(アニー)との出会いやロマンスもなかなか見ごたえがあります。そして1974年8月7日彼らはとうとうその計画を実行するのですが…。直前に足を怪我してしまったり、仲間の一人(ジェフ)が高所恐怖症だったり、いろいろと予期せぬハプニングが起きて結構ハラハラします。そしてお待ちかねの「空中ウォーク」ですが、これが想像以上に怖いです。CGとわかっていてもゾワゾワしてしまいます。苦手な人は下手なホラーより怖いかも。けれどこの迫力こそがこの映画の最大の見どころです。久しぶりに映画は「体験」なんだなあと感じました。このシーンだけでも見る価値は十分だと思います。(でも高所恐怖症の人は閲覧注意です。かなりゾワゾワしますから。(汗))