サスペンスホラー洋画「エスター」のココがおもしろい!
洋画「エスター」は巧妙な伏線が散りばめられた、驚愕のサスペンスホラー作品。
物語は孤児院に預けられた主人公の少女”エスター”と彼女とは血縁関係のない夫婦との出会いから始まる。
夫婦は3人目の子宝に恵まれず孤児院にいるエスターを養子に迎えることになったのだが…この出会いが、既に2人の子供を抱える夫婦家族に悲劇を巻き起こす。
まず家庭内で不可解な騒動や事件が連続で勃発する。
”エスターの様子がどこか変だ”。その異変に気付いた妻は夫にこう伝えた。
「エスターをこのまま置いておけない、孤児院に返しましょう」と。
妻の言ったことは事実だった。しかし夫は反対した。夫の前では所謂”いい子”を徹底的に演じていたのだ。
ついにエスターは1人の女として夫に詰め寄り、妻と夫の関係を引き離そうとする。
とはいえ、当然効果はない。エスターは養子に迎えた娘であり、夫は娘としての愛情をエスターへ注いでいただけ。
女性として意識するはずがなく、エスターの夫に対する好意は適当に流されてしまう。
エスターはこれに逆上した。”なぜ自分を見てくれないのか?”
悲劇はさらにエスカレートすることになる。
エスターは夫を殺害し、子供に対してまでも殺人未遂を犯したのだ―。
この映画のおもしろいポイント、それは”エスターとは一体何者なのか?”ということ。
最後、エスターという少女に隠された衝撃の過去が伏線を一気に回収する。
それを知った瞬間、あなたはこう思うはずだ。”なるほど”と。