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ファイナルファンタジータクティクスの良さ
私のオススメはファイナルファンタジータクティクスというゲームです。FFシリーズでは非常に珍しいシミュレーションRPGです。こちらの作品はプロローグを合わせると5つのチャプターからなる物語であり、主人公のラムザの成長が描かれています。FFシリーズはハッピーエンドが多い中、バッドエンドでは無いものの、なんとも言えないエンディングを迎えます。
ストーリーとしては国と国同士の問題や貧富の差を題材としており、身分による差別や裏切る場面などが数多くあります。とてもダークなストーリーとなってます。その中で私が最も印象に残っているのは、貴族のアルガスが平民のことを家畜と呼び、「家畜に神はいないッ!!」と叫ぶシーンです。アルガスも貴族としての苦しみを感じているのですが、それでも差別を行うアルガスの姿に人間の苦悩と醜さを感じました。人を騙し、時には親友をも騙し利用して自分の野望や守りたいものを守るために王の座に着いたのですが、結局その守りたかったものに殺される英雄王のディリータ・ハイラルの生き様も深く心に刺さるものがありました。
戦闘シーンはタクティクスオウガと同じシステムで、行動や攻撃が当たる確率、ダメージなどを考えながら戦略的に動かしていくので非常に頭を使いますが、これがまた楽しいです。