天才肌の時代の寵児
元々の知ったキッカケはニコニコ動画で、ハチP名義でボカロ曲を発表していた頃。
十代にして結ンデ開イテ羅刹ト骸など、文学的とも言える作品を発表しており、一気にファンに。
作詞作曲、イラストなど全てを一人でこなす新鋭の若手だと思っていたら今度は自らの声で歌ってCDデビュー。
最初の頃はその曲調、珍しい名前から見向きもされず一般人からは「変な人」呼ばわりされていた。
しかし2ndアルバム「YANKEE」でかなり注目を浴びるようになった。
アイネクライネなど、神曲と呼ばれる歌が多数収録されており、徐々に一般人にも知られるようになり、CMタイアップ曲として採用される事も多くなった。
独特の世界観、文学的な日本語の使い方で他アーティストとは一線を画すようになり、主にネットを中心として認知度がどんどん広まっていった。
TVでもインタビューされるようになり、でも歌っている姿はほとんど見せないためミステリアスな所がますます注目を浴びることとなる。遂には「Lemon」で一気に人気爆発。
ドラマの主題歌として効果的に挿入されたこともあり、幅広い年齢層に知られるようになった。
その年のレコード大賞など様々な賞を総ナメにし、遂には2018年紅白歌合戦で目玉歌手として登場。
それ以降も精力的に音楽活動を続け、曲の提供やプロデュースなど、幅広い分野で活動を続けている。
米津玄師が動けば一気に日本が騒ぐ時代になったのである。