ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ

『ブラッククローバー』とは2015年より田畠裕基が『週刊少年ジャンプ』で連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
水、炎、闇、風、光など様々な魔力が存在する世界を舞台に、下民で孤児の少年・アスタが、ライバルや敵、仲間との関係や師匠との関わりを通し、魔力が無いことに葛藤しながら成長していく青春を描く。圧倒的なバトルシーンや魔力のない少年の諦めない姿、ライバルとの成長が生み出すドラマは国内のみならず海外からも厚い支持を受ける。

tiru0212のレビュー・評価・感想

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
6

もう少し踏み込んだストーリーが欲しい

魔法もの、バトルマンガなのだが、もう少し踏み込んだストーリーが欲しいところ。敵は倒したけど最後には許してしまう主人公の甘さにはがっくりきてしまう。やはり、そこは少年をターゲットにしたものなのでしょうがないかと思うところもある。話の内容、キャラ、構成などは以前少年ジャンプで連載されていた「ブリーチ」を思うところが多々ある。もう少しひねりが欲しかったかな?と思う。
魅力的な点は、女性キャラがうまく描かれているところだ。ツンデレ、大食い、酒のみ、主人公想いなど他の作品にも出てくるような女性キャラが多いが、ブラッククローバーならではのイラストで他の作品の女性キャラと被らないようになっているなと思う。
話の内容は、バトル、またバトルの繰り返しでワンピースみたいでやや飽きてしまうところも。その間に主人公がなんらかの力によってパワーアップするところは少年ジャンプマンガによく見られるもので、またこんな作品かと感じてしまう。ワンピースは、キャラが死亡してしまうなど思い出深くなるところもあるが、ブラッククローバーには今のところそれがない。この作品を気持ちよく読める世代は20代前半ぐらいまでだろうか。