チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜

thanatosのレビュー・評価・感想

レビューを書く
チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
9

広瀬すずが可愛いだけじゃない!

スポ根系ドラマには弱い私。
番宣も結構やっていたので、また広瀬すずかぁ、なんて思いながら軽い気持ちで見に行きました。天海祐希演じる先生が新入部員に吐いた「地獄に落ちなさい」の後に雷の演出など少々寒い演出もありましたが、チアダンスの楽しさに目覚め、大会での惨敗、分裂の危機や廃部の危機を乗り越えて一致団結してチアダンスを上達させていく姿は青春映画としてとても良く出来ていたと思います。
映画中盤で山崎紘菜演じる一匹狼の紀藤唯のストリートダンスに広瀬すず演じる友永ひかり、
中城あやみ演じる玉置彩乃が混ざって3人で踊るシーンは、挿入歌と合っていて、唯が一匹狼から仲間を信用していく様子が伝わってきて胸が熱くなりました。
天海祐希演じる八乙女先生も、最初は生徒たちに自分の思いが伝わらず、もどかしい部分もありましたが、回想シーンでの自分を追い込んでいた姿には涙が止まりませんでした。
映画終盤の大目玉のチアダンスシーンは、手に汗を握り技が成功するたび、心の中でよしっ!となっていました(笑)
最後の結果のシーン、タイトルにもあるように、全米制覇をすることが分かっているのにドキドキ、JETSの名前が呼ばれ選手たちが八乙女先生を抱き合っているシーンではとにかく涙涙。
2時間ほどの作品でしたがあっという間!自分の青春時代、こんなに努力して仲間を信じて涙を流したことがあったかな、なんて思いながら、思わず学生時代に戻りたくなる、そんな映画でした。