約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

ren_58のレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
8

舞台は孤児院だけど涙なんて出ません。スリル満載!心理・頭脳戦の物語

毎日が平和で穏やかな暮らし。自分たちは幸せなんだ。これからも幸せであろうと信じて疑ってこなかった孤児院で暮らす子供が、ある出来事をキッカケに一瞬にして天国から地獄に落とされる。
平和で穏やかな暮らしどころか、とてつもなく高い塀で隔離され、里親の元で幸せに暮らせると思っていたのに実は自分達はただの食糧だったのです。自分たち以外の周りは全部敵と嘘で囲まれていた世界だと知って絶望しますが、そこから子供たちが団結し最低な世界から生き抜くために必死で這い上がっていく様子を見ると、全力で応援したくなります。周りの大人たちはみんな敵で、大好きだったママも子供を食糧として出荷している張本人。ママと子供たちの心理戦が一番楽しめます。毎回、子供にはとても無理難題な試練がやってきます。でも、天使のような笑顔で意思が強くとても仲間思いのエマ、癒し系の顔で孤児院の中でも断トツの頭脳を持つ天才のノーマン、いつもクールでどんな時も冷静なレイの最強三人が孤児院の他の子供達をまとめ上げ、ギリギリの所で試練を乗り越えるので見終わるたびに清々しい気分になります。演出がサスペンスで謎の多いストーリーなので続きが早く見たくなる作品です。