中国の春秋戦国時代の統一ストーリー
かつて、中華は7ヶ国から成り、各国の争いの絶えない戦国時代の世の中であった。このストーリーは7ヶ国のうちの秦という国を題材にした新国王 嬴政(後の秦の始皇帝になる)が中華の統一を目指すものである。
秦の国で戦争孤児として生まれ育った主人公 信 は同じく戦争孤児の 漂 と共に天下の大将軍を目指して日々、戦術のトレーニングを続ける中、突如 漂 だけ王宮にて働く事となった。数日後 漂 がボロボロで 信 の元へ帰還。 秦王と合流しろ、との文言のみ残して亡くなるところから物語は始まります。
その後秦王と出会い、二人で中華統一を目指す事となります。各国の強敵と対峙し、それを打ち破り成長していく成り上がりにも注目です。
ストーリー中には自国の強者が敵国に攻められやられてしまったり、反対に敵国を攻めてやっつけたりのその攻防には目を離せません。将軍には主に武力で突破する腕力の持ち主がいたり、軍略で敵国を滅ぼす頭脳の持ち主がいたり、はたまたその両者を持ち合わせる強者がいたりで戦いが起こるたびに熱くなれます。
一つ争いを例に挙げると、合唱軍と呼ばれる秦国vsほか6ヶ国同盟国の戦いが起こりました。6ヶ国を取りまとめる将軍は 李牧 と言われる、武力と軍略を兼ね揃えたいわば現役最強の武将でありました。 相対す秦国は秦国滅亡の危機的状況の中、最後の砦である秦国の国門である 函谷関 に名だたる全武将を集結させ、秦国滅亡阻止を図りました。猛攻撃を受ける中で、秦国の各武将が各持ち場にて名采配を繰り返し、約2週間の間は国門である函谷関を突破されることなく、その門を固く閉ざしていました。途中では敵将を打ち破ることもあれば、自国将軍が破れていくこともありますが、なんとかという状況で踏ん張り続けます。一方で全く門を突破できない合唱軍は、李牧率いる精鋭隊が別ルートを使って、国門を通ることなく秦国内に侵入。秦国の都である咸陽の喉元まで攻め込まれる中で、秦国主人公 信 が驚異の粘りで敵軍を足止めに成功する。約1週間の粘りが功をなし、自国の強き援軍が到着。結果的に秦国滅亡の危機は逃れる事となった。合唱軍は目的を達成する事なく解散、李牧は戦場を離れる事となり戦いの幕を閉じた。 この戦いを見てしまうと続きが気になり、夜も眠れないほど興奮すること間違いなしです。 他にも同等の熱くなれる戦いは多く語りきれません。 中国の歴史の話なので結果は分かっているけれども、読者に大きな影響を与えることでしょう。
中華統一に向けた秦国の動向に要注目です!