特に学生にオススメ
お試しでも良いので、まず1巻だけでも読んでみて下さい。
高校バスケを舞台にしたマンガで、主人公の車谷 空(くるまたに そら)は九頭龍(くずりゅう)高校に入学します。ところがこの九頭龍高校、とんでもないヤンキー高校で喧嘩等のトラブルは日常茶飯事。特にバスケ部は問題児の集まりで、そんな中で部活をすることは絶望的な状況。
主人公の両親は二人とも元バスケットボールプレイヤーで、幼少の時から特に母親からバスケを教わっていました。そんな中、母親が病気の為にバスケが出来なくなり、主人公の元から遠く離れて入院生活を送ることになります。そこで母親と交わした約束が「高校バスケで全国優勝した時は会いに行く」というもの。そんな純粋な想いを胸にバスケをしようとするが、それを良く思わないヤンキーの先輩方。最初は嫌がらせ等で邪魔ばかりしてきますが、主人公のひたむきな姿勢に感化されて共に部活をする仲間になっていきます。
その仲間は当然として、周りのライバル達や顧問などのキャラも一人一人が濃く、味のある人物で感情移入する場面が多々あります。また、心に刺さる言葉も多く、現役のバスケ部は共感出来ること間違いなし。
バスケのルールも所々で説明があるので、バスケ未経験でも話はわかると思います。舞台が高校なので、そこに近しい年代の方には是非とも読んでみて欲しいです。