バスケがしたいです
アニメ・スラムダンクの名シーンといえば、三井寿が不良仲間を引き連れ、湘北バスケ部をつぶしに来た場面です。
他校の生徒と暴れれば、流川楓が先に手を出して暴力沙汰になると見越した三井でしたが、流川がキレて想定外になったことで殴り合いが始まります。事が進んで行くにつれて、湘北高校のバスケ部キャプテン赤木剛憲(通称 ゴリ)が現れます。
様子を見て、ゴリが三井に平手打ちで何度も往復ビンタを浴びせますが、ボロボロになりながらも倒れずに耐える三井。ここで三井がかつてバスケ部だったという事がわかります。次にコンコンとドアを叩く音がして、「開けてください。」「私だ。開けてください。」と声が。その瞬間、三井の鼓動が高まり、二年前の記憶がよみがえります。
湘北高校バスケ部の顧問安西先生が姿を見せると、バスケに対する熱い想いがこみ上げ、たまらず三井の瞳から涙が溢れ出ます。
「安西先生!バスケがしたいです…。」ついに本心を吐き出し、恩師安西先生を目の当たりにして素直な気持ちになれた三井。その後、髪を切りバスケ部に戻ってきた三井は、ブランクを埋めようと必死になりました。
そして、いよいよ湘北高校バスケ部の最強メンバーが出揃います。キャプテン赤木剛憲、ガード宮城リョータ、一年スタメン、スーパールーキー流川楓、同じく一年桜木花道(主人公)、最後にかつての中学MVP、二年間のブランクがありながらも必死で取り戻そうとしている炎の男、三井寿。
名セリフとなった「バスケがしたいです」の話でした。