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とにかく読んでほしい
多数欠、それは多数決をとって多数派が死ぬ世界。そんな世界で主人公である実篤たちは多数欠を止めるため「特権利」という異能を使って敵と戦っていきます。「特権利」を使ったバトルはもちろん、頭脳戦も多数欠の魅力です。
まだまだ多数欠には魅力があります。それは何度読み返しても面白いというところです。多数欠は頭脳戦も魅力、といった通り伏線が張り巡らされてます。1周目で「細いところよくわかんなかった…」となっても2周目、3周目…と読み返してると1周目では見えなかったことが見えてくるでしょう。そんなに1周目でよくわからないのに2、3周目行くか!?と思われるかもしれませんが、話の流れをなんとなく掴めれば1周目でハマります。私自身半信半疑だったのですが、途中から夢中になってしまい一気に読破してしまいました。
多数欠は登場するキャラクターも魅力的です。
みんながみんな個性的で、登場人物は多いですが外見や口調などで覚えやすいです。
多数派が死んでしまう世界なので最初からバンバン人が死んでいきますが、グロい描写はないのでグロ系が苦手な人でも読めると思います。
異能系バトルアクション漫画としても、頭脳戦を活かしたミステリー漫画としてもとても素晴らしい作品です。ぜひ一度読んでみてください。