令和を代表する芸術的バンド
東京藝術大学を卒業したボーカルと、類まれな才能と演奏技術を持つメンバーで構成された4人男性バンド。メインボーカルの井口理は東京藝術大学声楽科を卒業しており、その歌声は女性のような繊細さと男性の深い声量を併せ持つ。
楽曲を作曲するボーカルの常田大希は東京藝術大学チェロ科に所属していた奇才で、彼が作り出す曲はオーケストラのようなダイナミックな構成がなされており、聴く人の心を揺さぶる曲ばかりである。曲調も様々であり、アップテンポからローテンポの曲まで飽きさせない。特に、オーケストラのように、低音と高音とのミックスが絶妙で、1曲の中にある奥深さが素晴らしいの言葉に尽きる。またドラムの技術が素晴らしく、軽やかに刻むビートが曲全体をしっかりと支えており、存在感が際立っている。
ボーカルの井口理のキャラクターが面白く、歌っている時とのギャップがたまらないという女性が多い。彼の素顔はラジオ「オールナイトニッポン」で垣間見ることができるのでおすすめしたい。
2020年1月には新アルバムがリリースされるが、その曲目はKing Gnu Bestと言っても過言ではないほど贅沢なラインナップになっている。このアルバムは後世に残る令和の名盤になるに違いない。彼らは令和を代表するアーティストと言っても過言ではない。