アラジン(1992年の映画) / Aladdin

アラジン(1992年の映画) / Aladdin

ディズニー製作の大ヒットアニメ映画。
貧しい青年アラジンが王女ジャスミンと出会うことから話は始まる。
願いを三つ叶えてくれるランプの魔人・ジーニーは貧しいアラジンを王子に変身させ、ジャスミンとの恋の成就を後押しする。
しかし、最大の敵であるジャファーの魔の手が忍び寄るのであった。
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で空を舞う際に流れる「ホール・ニュー・ワールド」は珠玉の名曲として知られる。

riria1006のレビュー・評価・感想

アラジン(1992年の映画) / Aladdin
8

新しいアラジン

ディズニーアニメーションのアラジンを実写化した映画です。アラビアの王国をイメージした映像の美しさはピカイチです。
歌手でもあるウィルスミスの本領発揮といった感じで、ジーニーがまさに主役級の活躍です。というか、ジーニーが青いウィルスミスすぎて、ジーニーという感じではなかったです。ラップ調の音楽など、ウィルスミスのために変更した部分もあるのかなと感じました。でも、ホールニューワールドやアリ王子のお通りなどアニメ版からの楽曲も素晴らしく、映像も綺麗なのですごく満足度が高いです。すごく豪華でハッピーな気分になれます。
ジャスミンは、現代風の意志の強いキャリアウーマン的なお姫様に変更が加えられています。わたしが王になる!という強い決意を持ったお姫様は賛否両論あるのではないかとは感じました。でも、映画版オリジナルの楽曲スピーチレスもいい味を出していて、私は好感を持ちました。
ウィルスミスじゃなくて、ジーニーとアラジンの友情も見どころです。最後のお願いをジーニーのために使ったときには、心の汗がちょちょぎれました。
全体的にアニメ版をリスペクトして作られた感じはしましたが、それでも別物、新しいアラジンとして見てもらうのが良い作品と感じました。