歴代最高の漫画
自分が読んだ中で一番好きな漫画である。舞台は700~800年代で、人々は巨人に襲われないように3つの巨大な壁を築き、平和に暮らしている。しかし、物語の序盤に主人公エレンが住んでいる町の壁が破壊され、巨人に襲われて町が滅ぼされた末に母が巨人に食われてしまう。そして、エレンは巨人を全滅させることを心に誓う。エレンは巨人を殲滅させるために日々訓練を行い、巨人の殲滅を目標とした調査兵団に入隊し物語が進んでいく。
ここまで書いた内容からして単純な物語に見えるが、そうではない。この物語はとても深いのである。なぜ巨人が生まれたのか。なぜこの町を巨人が襲ったのか。どこから巨人がやってきたのか。どうやって人々は3つの巨大な壁を築いたのか。などの細かい設定があるのだ。そこまで設定しているのか!と思うくらい細かい設定となっている。また、漫画の1巻の謎だったことが10年越しに解明されたり、伏線の回収がとても気持ちよく、作者は天才なのではないかと思ってしまう。というか天才である。物語の続きは全く予想できず、考察のしがいがあり友達の間でも盛り上がるのだ。
まだ完結まで読んでないが、どんな終わり方になるのかワクワクで、こんな作品を作ってくださった作者に感謝の気持ちでいっぱいである。