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MARVELヒーローと、ストリートファイターのドリームバトル
1996年にアーケードゲームとして稼働され全国展開したこのゲームは、なかなか衝撃的でした。
アメコミヒーロー達(以下MARVEL)とストリートファイター(以下SF)のキャラクター達が戦うゲームで、すでに大人気であったSFの戦士達はMARVELと対等に戦うためか、空へ跳び巨大レーザーのような波動拳を放つなどさらなる超人になっています。
MARVELといえば2000年以降日本でも様々なヒーローが有名になりましたが、当時はファンでなければスパイダーマンやハルク以外に知名度の高いキャラクターは少なく、多くのヒーローをこのゲームで知りました。
対戦はMARVEL、SFを問わず2キャラを選択して相手の2キャラと戦うタッグバトル形式です。
タッグが活かされる『ヴァリアブルシステム』があり、交代しながら攻撃、反撃、二人同時ハイパーコンボ、控えに回っている間は体力ゲージの赤い部分が回復する、などの要素があります。
多くのキャラクターが地上弱P(パンチ)、弱K(キック)、中P、中K、強P、強K、そこから空中へ打ち上げて追いかけ弱P、弱K、中P、中K、強P、強K、必殺技やハイパーコンボが繋がります。これは、キャラクターによって何がどこくらい繋がるかは個体差があり、威力も様々です。
MARVELが参戦する対戦ゲームであるにふさわしいスピーディーな展開とコンビネーションは爽快。ボスはMARVELから登場する巨大なヴィランで、他の格闘ゲームにない世界を楽しむことができます。