戦場のヴァルキュリア / 戦ヴァル

戦場のヴァルキュリア / 戦ヴァル

戦場のヴァルキュリア(せんじょうのヴァルキュリア)とは、2008年に発売されたPlayStation 3用のゲームソフト、およびそれを原作とした漫画やアニメーションなどのメディアミックス作品群。略称は「戦ヴァル」。原作となるゲームは2008年にセガによって発売され、シミュレーションRPGにアクションゲームの要素を加えた戦闘システムと、個性的なキャラクターによる戦場での人間ドラマで好評を集める。『ファミ通』の読者アンケートでは。The best strategy RPG for the PS3に認定された。2014年には北米セガよりSteam版、2016年には追加コンテンツも収録した『戦場のヴァルキュリア リマスター』として、PlayStation 4版が発売。2018年にはNintendo Switchで『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』がリリースされた。2008年からは『月刊コンプエース』誌上で鬼頭えんによる『戦場のヴァルキュリア』、『エンターブレイン』誌上で時東穹生による『戦場のヴァルキュリア -wish your smile-』の2作がコミカライズを開始。2009年4月から9月にかけてはテレビアニメが放送された。
舞台は征暦1935年、戦火に巻き込まれた小国「ガリア」。本作では、ガリア公国義勇軍第3中隊第7小隊が、軍事侵攻を進める東ヨーロッパ帝国連合の司令官マクシミリアンを打ち倒すまでが描かれている。

Env-wのレビュー・評価・感想

戦場のヴァルキュリア / 戦ヴァル
9

独特な戦闘システム、アクティブシミュレーションRPG

戦争が舞台のこのゲームでは、味方ターンと敵ターンを交互に繰り返して行動するシミュレーションRPGのシステムに加え、キャラ移動時は相手が銃撃を仕掛けてくる上に、攻撃後には反撃行動を行うという要素があります。
そのため綿密な戦略を練る必要がありながらも、ひとたび行動を始めたならばボーッと立ち止まっていたり無駄な動きをすることは死に繋がります。

敵味方ともに、ユニットには偵察兵、突撃兵、対戦車兵、狙撃兵、支援兵、戦車があり、特殊な存在として一切の攻撃を受け付けず凶悪な火力を持つヴァルキュリアが存在します。
それぞれの兵種に得意不得意がある他、脇役一人一人にまで異なる人生や価値観を感じさせる特性と性格を持ち、その中にはステータスを向上させるものもあれば、ストーリー上も重要な意味を持つ「種族差別」というデメリットを持つものもあるため、同じ部隊であっても差別者を差別対象者と隣接させることは一時的な能力低下を招き、戦況に影響します。

戦場で倒された場合はキャラクターはその場にダウンし、決められたターン以内に仲間が救出すればよいですが、仲間の前に敵に接触された場合は戦死してしまいます。
戦死してしまった仲間を蘇生する手段はありません。

部隊のリーダーは「オーダー」という特殊なスキルを持ち、行動力を消費することで仲間へ強化効果をかけることができ、いつどこでオーダーを発動するかで勝敗が分かれることもあります。

緊張感のある戦闘システムと戦略を要求されるステージが、このゲームを名作たらしめています。