グロい!でも見ちゃう!
少数民族の土地を破壊する大企業を止めるため、国連に務める父を持つ主人公ジャスティンたちが現地へ向かいます。計画は成功したものの、帰りの飛行機が墜落してしまい、そこで食人種の民族に捕まって脱出を試みるという物語です。
観ていて思ったのは、リアル!グロい!です。とにかく食人シーンがリアルに描かれていて迫力があります。民族の描写がとてもリアルで本当に存在しているかのように感じました。また主人公ジャスティン達が協力する姿や、仲間割れをしていく姿など様々な人間模様が描かれています。
柵の中で自殺した仲間の遺体に麻薬を入れて、民族をハイにして脱出に成功するのですが、飛行機の墜落現場に携帯を取りに戻ったところでまた捕まってしまいます。このシーンもとてもハラハラしました!
最後は民族が大企業との戦争に向かったところを狙って脱出に成功するのですが、主人公を助けてくれたのは大企業の戦士でした。大企業から民族を守るために戦っていた学生が、最終的にはその敵対視していた大企業に助けられるという結末で、都合のいい主人公だなと思いました。人間のリアルな欲望が描かれていて面白かったです。
食人種の描写がとてもリアルで面白かったのですが、夢オチだったというのが少し残念でした。